旅行だけじゃないエコノミークラス症候群の原因と予防方法

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エコノミークラス症候群の原因と症状

エコノミークラス症候群の原因

エコノミークラス症候群は血栓が静脈にできて、血栓が肺に達すると起こる急性肺血栓塞栓症ですが、具体的な原因は3つの条件が考えられます。

まず「静脈の血管が傷ついている場合」が考えられます。
この場合、血管の内皮が剥がれてしまい、結果として血管内の血液が内皮で保護されずに異物と接触して凝固して血栓が生じる事があります。

次は「静脈の血流がよどんでいる場合」です。
足の静脈の血流がよどむ原因は、足を動かさない状態で長時間いると起こりやすくなり、この状態がエコノミークラス症候群の長時間椅子に座り足を動かさない状態に当たります。

最後は「血液が凝固しやすい体質である場合」です。
血液が凝固しやすければ、血栓は生じやすくなります。
血液が凝固しやすい体質の方は、先天的には全人口の1%弱いると考えられ、後天的な要因では悪性腫瘍などを患っていると血液が凝固しやすくなります。

エコノミークラス症候群の症状

エコノミークラス症候群(急性肺血栓塞栓症)の症状は肺に達した血栓のサイズに左右されます。
サイズが小さい血栓の場合、まったく何も感じない事も多いと言われています。

しかし、サイズの大きな血栓が肺の動脈に詰まると呼吸困難に陥ります。
肺の血管がふさがる事で、血液が循環しなくなり、肺は血液が回収してきた二酸化炭素を受け取る事も新鮮な酸素を全身に送る事も出来なくなるので、呼吸をしていても窒息状態になってしまします。

非常に大きな血栓が肺の動脈を完全に塞ぐと血流は止まり、突然失神を起こしてしまいます。
急性肺血栓塞栓症の発症者の10~30%の方が失神発作を経験しています。
他に胸の痛み、全身の倦怠感、動機、冷や汗などの症状が出る事もあります。